住まう– category –
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免許証返納を考える
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高齢ドライバーの事故が続いている。 横浜での事故、87歳という高齢にもかかわらず3年間有効の免許証を交付されていた。 事故前日の朝に家を出て、どこを走ったのか分からないというのは、「自動車という凶器」を制御できる状態ではないと思える。現場近くの防犯カメラ映像にも、他の車より早い速度で通り過ぎる姿が残されている。その後は制動を行うことなく前車に突っ込んでいるのである。 被害に遭った子供、まさかこの朝に人生を終えるなどとは思っていなかっただろう。怪我を負わされた子供の心の傷を考え... -
賞味期限
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コンビニでコロッケパンを買おうとした。レジを通した時に店員がハッとした顔で商品を取り換えに行った。何なのかと尋ねると賞味期限が4分過ぎていると言う。わたしは構わないんだけどと言うと、規則ですからと返された。 その後の店員との会話に違和感を覚えた。 わたし:「世の中には食べられない人もいるんだけどね、こんなんで廃棄になるの?」 店員:「えぇ、ココ(コンビニ)は食べられる人が来るところですから」 確かにその通りだが、彼の言葉には冷たいものを感じた。飽食の時代、食品廃棄物を山のよう... -
安全な住まいとは
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5年前、東北を襲った震災につづき、九州でも多くの人が被害に遭った。関東に住むわたしたちも忘れかけていた地震への備えをあらためて考えた。 国の耐震基準は大規模災害が起こる度に引き上げられる。しかし、自然の力の前では、わたしたちがいかに無力であるかを思い知らされる。 九州は比較的地震のリスクが小さいと考えられてきた。これは損害保険の「地震保険料率」をみてもわかる。料率が低いということは、保険料が安いことを意味する。それ故、今回の熊本地震の被災者の中には、地震保険を掛けていた人も... -
5年経って見えてきたもの
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5年前の今日、午後2時46分。わたしは長野県東部に居た。クルマの中で揺れを感じ、すぐにラジオに切り替えた。切迫した声からことの重大さが伝わってきた。幸い、軽井沢の自宅では落下物も無く、被害は出てなかった。 テレビをつけたときの驚きは今でも忘れない。到底あり得ないような光景が映し出されていた。ただ、涙が頬を伝った。 「ただちに健康に被害を及ぼすものではない」と繰り返す政府。その「大嘘」がまかり通っていた時、人間がその能力を超えて手に入れてしまった施設では大変なことが起こってい... -
日本版CCRC構想
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引退したら静かな、眺めのいい、空気のオイシイところでゆっくり暮らしたい。と願う人たちが50代男性の半分もいるという。確かにゆったりと暮らしていければいいのかもしれないが、わたしはもっと若い頃に山奥移住した経験がある。その顛末を話そう。 30代最後の年、岐阜県の山奥に移住した。別荘地の管理人として夫婦で働けば、それなりに「いい暮らし」が出来ると説明を受けた。それまでは作業着を必要とする仕事はしたことが無かったが、地元の方が手伝ってくれるから大丈夫だと言われた。少しばかり不安を...
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